大理石の寒水に関して寒水とは:大理石に見られる半透明の筋状に事象については、「寒水」と呼ばれるものです。
寒水は、石材の形成途中に発生する状況の中で形作られるもので、結晶上は強固 に結合しており石材の模様の一部となったものです。石材の模様の一部ですの で、石の性能、強度には影響の有るものではありません。又、寒水の部分から破 損に至るという事象も報告されておりません。したがって、寒水部分について は、他の部位と同等の耐久性をもつと判断しております。
寒水に関して 石灰岩が形成される過程においては、非常に長期間にわたり高温高圧化にさ らされます。 その長期の間には、地殻変動等の理由で僅かな隙間ができることがあり、その 隙間に入り込む水分の中に含まれている鉱物がその後の長い時間をかけて温 度、圧力等により、石灰岩と一体化して固まったものを寒水と呼んでいます。 その事象を専門用語的には「貫入(かんにゅう)」と言います。用法的には 「貫入が出来る・入る」と使います。 先に記載した、「僅かな隙間が出来るのと、その隙間に入り込む水分」は同時 に起こり、この水分とは高圧の水蒸気で、この高圧の水蒸気中成分が隙間に詰 まりゆっくりと冷やされて寒水となります。 |